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なぜ日本銀行が、デジタル通貨でベーシック・ペンションを発行・支給・管理するのか:ベーシック・ペンション10のなぜ?-3

日本独自のベーシック・インカム、ベーシック・ペンションとは(2021/1/18)
から始めた、当サイトが提案する日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金についての記事。
先ずそこで述べた定義・特徴を理解するために、「10のなぜ?」という質問・疑問を設定し、シリーズを開始しました。
「10のなぜ?」を提示した
日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金「10のなぜ?」を始めます(2021/1/19)
で「10のなぜ?」を提示。
そして
なぜ国がベーシック・ペンションを支給するのか?憲法の基本的人権を保障・実現するため:ベーシック・ペンション10のなぜ?-1(2021/1/20)
なぜすべての個人に、平等に、無条件にベーシック・ペンションを支給するのか:ベーシック・ペンション10のなぜ?-2(2021/1/21)
と、2回、憲法の基本的人権を根拠として「なぜ?」を説明しました。

ところで、冒頭紹介した記事
日本独自のベーシック・インカム、ベーシック・ペンションとは(2021/1/18)で、


4.個人が、自分の名義で、日本銀行に、個人番号を口座番号として開設した専用口座宛に支給される。
5.現金ではなく、デジタル通貨(JBPC、Japanese Basic Pension
Currency)が支給される。
6.このデジタル通貨は、国の負担で、日本銀行が発行し、日本銀行から支給される。

と定義しました。
そして、
日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金「10のなぜ?」を始めます(2021/1/19)
において、この3項目を、次の3つの「なぜ?」の課題に分けました。


3.なぜ日本銀行が、デジタル通貨で発行し、支給し、管理するのか:【日本銀行管理限定、デジタル通貨限定】
4.なぜ個人番号(マイナンバー)カードを持ち、これを用いないとデジタル通貨JBPCを使えないか:【個人番号日銀口座限定】

5.なぜ増税なしで、国民の負担無しで、発行・支給できるのか:【財源不要方式】


この3つの「なぜ?」を順に説明していくことになります。

なぜ日本銀行が、ベーシック・ペンションを発行し、支給し、管理するのか?

についてです。

わが国における唯一の中央銀行である日本銀行は、日本銀行券(日銀券)といわれる法定通貨である紙幣通貨を発行する権利を持っています。
この法定通貨が、物やサービスとの交換用や資産形成や貸借用等として日本社会に流通し、日常生活に利用されています。
また海外との貿易や資本取引上の交換通貨、決済通貨としても用いられています。

ベーシック・ペンションもこの一般法定通貨と同様に日本銀行が、その権利に基づいて発行します。
但し、それは、ベーシック・ペンション用としてのみ限定して利用し、流通させる、特別かつ特殊なデジタル通貨JBPCです。
そして、そのJBPCは、日本銀行に開設された個人個人用の特殊で特定された専用口座宛振り込まれ、利用・決済など一連の取り引きと回収・期限終了までを通して、日銀が管理するのです。
現状の「日本銀行法」で規定する、通貨及び金融政策等と連動する業務とはまったく異なる内容の業務(事業と言った方が良いかもしれませんが)になります。
そのため、現在の「日本銀行法」を大幅に改定する必要があります。

<参考>
⇒ 日本銀行法とは 日本銀行法 | e-Gov法令検索 (e-gov.go.jp)


では、既に説明に入っていますが、もう一つの「なぜ?」についてです。

なぜ、ベーシック・ペンションは、デジタル通貨で発行するのか?:日銀発行・管理デジタル通貨の特徴、長所


デジタル通貨と聞いて、「なんだ現金じゃないのか」「それじゃベーシックインカムとは言えないじゃないか」と不満に思う方が多いと思います。

そう。
ですから、当初から申し上げているように「日本独自のベーシックインカム」である「ベーシック・ペンション」なのです。

実は、既に日銀は、世界各国の中央銀行と歩調を合わせる、あるいは競争するかのように、デジタル通貨の実証実験に入っています。
現在の通貨・紙幣もいずれデジタル通貨に切り替えられることは、ほぼ間違いないでしょう。
それにはそれなりの理由とメリットがあるからです。
とすると、いずれ日本には、国が発行する複数の種類のデジタル通貨が存在することになるわけです。

ただこれは、現在利便性を提供し、当たり前のように現金同様に、そして現金に替わって使われ、流通している民間のポイント型の電子マネーとは、当然大きく異なります。

日銀が発行し管理するデジタル通貨JBPCには、大きなメリット、長所があります。
デジタル通貨は、確かに一種の電子マネーであり、1JBPCが1円の価値を持ちます。
しかし、形はなく、インターネット上で、そのために開発したソフトウェアで運用管理が行われるため、紙幣や硬貨のように原材料は必要ありません。
システムの開発・運営管理にコストが掛かりますが、印刷費用も発生せず、持ち運ぶ必要もありません。
目に見える形で社会に流通せず、システム上、ブロックチェーン技術を用いて記録管理が行われるだけです。
従来のコストが低減されるわけです。
システム上のリスクを除けば、紛失したり、脅迫や盗難によりなくすこともありません。
他人が使うことができず、自分だけのために使うのです。
差し押さえられることも、課税されることも(利息がつくこともありませんが)なく、安全性が、現金よりも遥かに高いのです。

<参考>
ブロックチェーン専門家の藤井靖史氏が日本独自のBI、ベーシック・ペンションを評価(2020/12/29)



生活基礎年金という特性上、利用できる場所や物・サービス、時期・期間などに制約がありますが、大半の日常生活上の支出に利用できるお金が、毎月定期的に日銀口座に振り込まれるので、一定の生活レベルを維持する上で、計画的に、安全に、安定的に利用することができるのです。

だから、デジタル通貨であるべきなのです。
何にでも、どこでも使える現金にはもちろんそれなりの良さ、利便性はあります。
しかし、性悪説を取るわけではないですが、現金では、現状日常化しているさまざまな社会問題の改善・解決から遠ざかる、同様の、そして別の問題が起きると予想できるのです。

しかしここまでで、デジタル通貨JBPCで行う「管理」について、説明を尽くしているとは言えません。
デジタル通貨とする重要な理由は、その利用・流通・処理その他、一連の「管理」を行うために必要だからです。
その理由・詳細は、別の「なぜ?」の項目で取り上げます。

より豊かな生活、自分が望む生き方・働き方を選択することを可能にする、基盤としてのベーシック・ペンション


当然ですが、ベーシック・ペンションで可能になる一定基準の生活レベルに留まることなく、より豊かな生活を送りたい人、あるいは、自己実現や社会貢献をめざす人がいます。
そこで、憲法の基本的人権に規定する「職業選択の自由」や「勤労の権利」に基づき、自ら事業や活動を行ったり、就労することで所得や社会的な居場所を得ることができればよいでしょう。
<参考>
なぜすべての個人に、平等に、無条件にベーシック・ペンションを支給するのか:ベーシック・ペンション10のなぜ?-2(2021/1/21)

ファンダメンタル・マネーとしてのベーシック・ペンション


ベーシック・ペンションは、基本的人権としての、自由を実践、実現する上での基盤ともなる、費用負担・保険料負担の必要がない、国が日本銀行にその業務を委嘱して発行・支給する年金所得なのです。
そういう意味では、MMTや無限にお金を刷って配ることから、ベーシックインカムを「ヘリコプター・マネー」と表現することに対して、生活上、そしていずれ触れることになる経済上のファンダメンタル基盤と位置付けるベーシック・ペンションを、「ファンダメンタル・マネー」「ファンダメンタル・ペンション」と呼ぶのが相応しいと考えたりもするのです。

次回は、「なぜ?」シリーズの第3回。
「なぜ個人番号(マイナンバー)カードを持ち、これを用いないとデジタル通貨JBPCを使えないか:【個人番号日銀口座限定】」と
「なぜ増税なしで、国民の負担無しで、発行・支給できるのか:【財源不要方式】
かの2つの「なぜ?」について説明します。


【ベーシック・ペンションを理解するための論考リスト】

日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金「10のなぜ?」を始めます(2021/1/19)
なぜ国がベーシック・ペンションを支給するのか?憲法の基本的人権を保障・実現するため:ベーシック・ペンション10のなぜ?-1(2021/1/20)
なぜすべての個人に、平等に、無条件にベーシック・ペンションを支給するのか:ベーシック・ペンション10のなぜ?-2(2021/1/21)
なぜ日本銀行が、デジタル通貨でベーシック・ペンションを発行・支給・管理するのか:ベーシック・ペンション10のなぜ?-3(2021/1/22)
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