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過去最大の繁栄の中の最大の不幸とユートピア:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー2

 リトガー・ブレグマンによる『隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働』(文藝春秋・2017/5/25 刊)。
 同氏が弱冠26歳のときに執筆した同書を、ベーシックインカム書としての必読書的に支持する人もいるのですが、果たしてどういう内容か。
 日本語版出版からもう既に4年も経過しているハードカバー書ですが、幸い中古書を入手できた機会に、斜め読みすることができました。
 その内容を章単位に辿ってみるシリーズ。
 前回の序としての
リトガー・ブレグマンの「隷属なき道」、その道標(2021/9/2)
を受けて、今回から10の章と終章からなる本章に入ります。

「第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか」から

 

第1章 構成

 その第1章の構成は次のとおりです。

第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?
   ・50年前の平均的オランダ人よりも豊かに暮らすホームレス
   ・中世の理想郷「コケイン」に住む私たち
   ・60億人が携帯を持ち、平均寿命は100年前の倍以上
   ・希望なき豊饒の地
   ・厳格なルールに基づくユートピア
   ・正しい問いを投げかけるユートピア
   ・似たりよったりの政党、違いは所得税率だけ
   ・自由を謳歌する市場と商業
   ・うつ病は10代の若者における最大の健康問題
   ・資本主義だけでは豊饒の地を維持できない
   ・想像と希望を生む21世紀のユートピアを 

ユートピア論から始まる「隷属なき道」


 先述の構成を見ると、ユートピア・理想郷という用語が頻出し、豊かさ・豊饒がそれに続く第1章。

 前回の序で、私は、本書を寓話を読んでいるよう、と書きました。

 寓話をどのように繋いで、現実のストーリーに近づけるか、実現可能なストーリーを紡ぐか。
 べーシックインカムを論じる書によくありがちなのが、ユートピア論としてのものか、財源に関する論述がないか、関連するはずの種々の社会保障・福祉制度などをどうするのかを省いた無責任のもの。

 ユートピア論はユートピアを描くものだから具体策が論述されていなくても責任はない。
 それはそうと思わなくもないですが、そこでは必ず、いくつもの実際にあった(であろう)話が、ユートピアを描く裏付けであるかのように扱っていることが多いのです。
 それらが現在制度・法律として存在し、機能していれば、ユートピアは不要なわけでもあります。

 完全ベーシックインカムではなく、極小・部分ベーシックインカムかベーシックインカム的実験の事例紹介の提示にとどまるそれらの多くに、合理性・合目的性・実現可能性が果たして存在するのか。
 法律に仕上げる、あるいは、そのための政治・行政プロセスをデザインできるか、活動レベルに持ち込めるか。
 それが不可能ならば、歴史家・思想家・哲学者の飯の種程度のことで終わる。
 私のへそ曲がり部分がそう言っています。

日本型ベーシックインカム実現に思想家、哲学者、歴史家、学者は要らない。必要なのは(2020/10/19)

理想と現実を比較対比することでユートピアを構築できるか

 
 「本書は未来を予測するものでなく、未来への扉を開けること、そのための心の窓を開くことをめざす。

 こうあります。
 ベーシックインカムを実現すべき。
 そう思い、そう願う多くの人々の心の窓はすでに開かれています。
 窓は開いているが、現実としてのベーシックインカム社会は、未だ眼の前に存在していない。
 ではそれが可能になる未来は、いつなのか、どうすればそこに到達できるのか。

 寓話・小咄を繰り返し、そのために時間を費やすことを繰り返しているだけでは、世代が引き継がれ、またユートピアのバージョンアップを継続していくに過ぎないでしょう。
 まあ、それが人間と人間社会の限界と言えなくもないですが。
 AIがそれを乗り越えてくれ、ベーシックインカムを人間に成り代わって実現してくれればよいのですが。

 50年前の平均のオランダ人と現在のホームレスとの比較にどのような意味があるのか。
 比較対照することにどれほどの意味があるか、通貨換算して価値を比較することにも。
 中世の理想郷「コケイン」を持ち出し、それと比べれば現代はユートピアそのもの、と語ることにどんな意義があるか。

 ユートピアを描く歴史と回数が増えれば増えるほど、より現実に近づく。
 そういう実感はあるのか。
 むしろ、描き方によっては、より遠く、どんどん遠ざかるかのように感じさせてしまうかもしれない。
 それは、現実論をしっかり描ききれない、現代人の知恵と能力、見識の限界なのかもしれない。
 なぜならば既に、いつも未来への扉も開かれているのだから。
 明日の来ない今日はないのだから。

グレグマンの示す豊かさ・豊饒の悲劇と矛盾

 
  50年前の平均的オランダ人よりも豊かに暮らすホームレスを引き合いに出し、 60億人が携帯を持ち、平均寿命は100年前の倍以上となっている現代が、絶対的な豊かさをもつ時代と言えるのか。
 その平均寿命の伸びは、すべてに幸福をもたらしたと評価すべきか、多少の疑問はあります。
 ムリな延命や、不要なほどの医学・薬学の進歩・開発へに疑問を持つのと同次元で。

 なにより、時代背景や社会状態が全く異なる時代を比較して、豊かさや貧しさを比較することの基準の曖昧性、非合理性を感じざるを得ません。
 通貨のレートを換算調整して比較することもどれほどの意味があることか。
 先行した世代・時代が夢想したユートピアは、その時代の社会を前提としての夢であり、テクノロジーや社会システムの変化・進化の予測は、個別にはありえても、社会総体としては困難であり、無理があったはずです。
 グレグマンは、これまでのさまざまな予測の的確さ、実現性を高く評価していますが、その速さは、ベーシックインカム実現のスピードとはまったくといってよいほど直結していません。
 また多くの、多様な矛盾や社会問題の多様化と拡大には寄与していますが、それらの改善・解決への貢献には寄与していないことを、ベーシックインカムの必要性が一層語られていること自体が示しているのです。

 総量・総体としての豊饒は、一方で、富・豊かさの偏在や格差の拡大、そして若者のうつ病を含む多くの人々の精神的疾患や将来への不安も増幅させています。

グレグマンのユートピア考:2つのユートピアのタイプ


 グレグマンは、ユートピアには2つのタイプがあるといい、それは
1.詳細な計画に基づくユートピア
2.ぼんやりとした輪郭の、道標としてのユートピア。

 前者は、失敗した社会主義国家・共産主義国家作りをイメージしてのことでしょうか。
 しかし、後者は、後者であり続ける限り、具体化の道筋に乗ることなく、輪郭のないぼんやりユートピアのまま。
 それでは、添えている「進歩とはユートピアが次々に形になっていく」というオスカー・ワイルドの言葉のなかの「進歩」はどのように実現、確認できるのでしょう。

 そこで、新たな第三の道、第三のタイプのユートピアとして、隷属なき道の、できるだけ具体的方法とプロセスをセットした道標を描いてほしいと思うのです。
 

グルグマンの政治考察

 またこういっています。

 政治は問題を管理するだけのものになった。政党はどこも似たり寄ったりで、有権者はどこを選べばいいのかと途方にくれてしまう。違いは公約とする所得税率だけ、という有様だ。


 確かにそういう国もあるだろうが、明確に国と社会を分断している政党構成の国もある。
 あまりにも短絡的で、皮相的で、悲観的な評価だ。
 なによりどちらにしても、そういう状態・情勢を招き、維持しているのは、市民・国民でもあるということを理解しておくべき。
 いや、本来、その政治のあるべき姿を描くこと、語ることも、ユートピアを語ることの中に多少なりとも、皮肉、アイロニーを込めて解決策・実現策を組み入れるべきではないかと思うのですが、ないものねだりでしょうか。
 相当の知識をお持ちなのだから。

グルグマンの資本主義考察

 またこう言っています。

 資本主義だけでは、現代の豊饒の地を維持することはできない。
 進歩は経済繁栄と同義になったが、21世紀に生きる私たちは、生活の質を上げる別の道を見つけなければならない。 

 資本主義が一方で豊饒を生みながら、膨大な格差をもたらしていることを考えれば、それに代わるもの、あるいは望ましい資本主義に変えるために必要なものはなにかを示すべきではないかとシンプルに思うのですが、2章以降でそれを見ることができるのか、楽しみにしたいとは思います。


求めるべき想像と希望を生み出す21世紀のユートピア


 いずれにしても、ここまで述べたような疑問や問題意識に、グルグマンは、第2章以降で応えてくれるかどうか。

 幸い、グレグマンはこういっています。

 政治に無関心なテクノクラシー(技術家主義)の時代に育った西側諸国の若者が大人になろうとしている今、新たなユートピアを見つけるために、政治をこの手に取り戻す必要がある。


 政治イシューにベーシックインカムを明確に位置づけるべく、活動の在り方を変えるべき、という私の認識と少しは重なる部分です。

 何やら悲観的な考察で始めたこのシリーズですが、決して、同じ道は辿らないようにしたい、すべきという思いを伝え、具体策を考察する作業を重ねていくためのシリーズと位置付けています。

 そういう点では、この章の最後にある「想像と希望を生み出す21世紀」でありたいと思います。
 けっしてユートピアとしてのそれではなく、現実化可能なシナリオ案としての。

 次回は、<第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい>から、ベーシックインカムについて考えます。

(参考):『隷属なき道』の構成

第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?
   ・50年前の平均的オランダ人よりも豊かに暮らすホームレス
   ・中世の理想郷「コケイン」に住む私たち
   ・60億人が携帯を持ち、平均寿命は100年前の倍以上
   ・希望なき豊饒の地
   ・厳格なルールに基づくユートピア
   ・正しい問いを投げかけるユートピア
   ・似たりよったりの政党、違いは所得税率だけ
   ・自由を謳歌する市場と商業
   ・うつ病は10代の若者における最大の健康問題
   ・資本主義だけでは豊饒の地を維持できない
   ・想像と希望を生む21世紀のユートピアを 
第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい
   ・ホームレスに3000ポンドを給付する実験
   ・ガーデニング教室に通い始めた元ヘロイン中毒者
   ・フリーマネーは人を怠惰にするのか?
   ・ケニアでもウガンダでもフリーマネーが収入増をもたらす
   ・45カ国、1億1000万世帯に届けられた現金
   ・アルコール中毒者、麻薬中毒者、軽犯罪者もお金を無駄にしない
   ・ハイエクやフリードマンも支持したベーシックインカム
   ・カナダ「ミンカム」という世界最大規模の実験
   ・ミンカムで入院期間が8.5パーセント減少
   ・保障所得は大量離職を促すか?
   ・ベーシックインカム法案を提出したニクソン大統領
   ・「無益で、危険で、計画通りにはいかない」というユートピアへの攻撃
   ・豊饒の地の富はわたしたち全員に帰するもの
第3章 貧困は個人のIQを13ポイントも低下させる
   ・チェロキー族一人当たり6000ドルをもたらしたカジノ
   ・精神疾患は貧困の原因か、結果か
   ・貧しい人はなぜ愚かな判断をするのか?
   ・欠乏の心理学
   ・欠乏感は長期的な視野を奪う
   ・インドの農村における貧しさと認知能力の実験
   ・貧困の撲滅は「子どもたちが中年になるまでに採算が取れる」
   ・「注意喚起」は根本的解決にはならない
   ・アメリカンドリームが最も難しい国はアメリカ
   ・低賃金を最も好んだ「重商主義」
   ・路上生活者に無償でアパートを提供するユタ州
   ・オランダでも6500人のホームレスが姿を消した
   ・貧困と闘うことは良心に従うだけでなく、財布にも良い
第4章 ニクソンの大いなる撤退
   ・1970年代におけるベーシックインカム盛衰史
   ・無条件収入を保障する法律に着手していたニクソン
   ・19世紀スピーナムランド制度の影
   ・世論の反発を生んだニクソンのレトリック
   ・経済学者マルサスの反論と予言
   ・ スピーナムランド制度は「大失敗だった」?
   ・150年後に捏造が発覚した報告書
   ・非道な救貧院への押し込め
   ・クリントンの社会保障制度改革へ続く道
   ・もしニクソンの計画が実行されていたら?
   ・監視国家と貧困者との戦い
第5章 GDPの大いなる詐術
   ・3.11後のラリー・サマーズの予測
   ・「あなたに見えるものと見えないもの」
   ・GDPが見逃している労働
   ・1970年代から急伸した金融部門のシェア
   ・80年前まで GDP は存在すらしなかった
   ・収穫高に注目した重農主義者
   ・究極の尺度にして水晶球
   ・「国民総幸福量」は新たな尺度になり得るか
   ・GPI ISEWも信用できない
   ・効率の向上を拒否するサービス
   ・「人間は時間を浪費することに秀でている
   ・人生を価値あるものにする計器盤
第6章 ケインズが予測した週15時間労働の時代

   ・「21世紀最大の課題は余暇」
   ・フランクリンやマルクスも予測した未来
   ・フォードは初めて週5日労働を実施した
   ・「機械を世話する種族」をアシモフは危惧した
   ・テレビアニメに描かれた2062年の夫婦
   ・誰も予想できなかった「女性の解放」
   ・1年のうち半年が休暇だった中世フランス
   ・ケロッグは1日6時間労働で成功を収めた
   ・労働時間の短縮で解決しない問題があるだろうか
   ・ストレスと失業率の高い今こそ準備のとき
   ・どうすれば労働時間を減らせるか?
   ・一生のうち9年をテレビに費やすアメリカ
第7章 優秀な人間が、銀行ではなく研究者を選べば

   ・ニューヨークを混乱に陥れたゴミ収集作業員
   ・富を作り出すのではなく移転しているだけ
   ・農業や工業の生産性向上がサービス産業の雇用を生み出した
   ・アイルランドの銀行員ストライキの奇妙な事態
   ・1万1000軒のパブを中継点とする貨幣システム
   ・「くだらない仕事」に人生を費やす
   ・ 専門職の半数が自分の仕事は「意味も重要性もない」と感じる
   ・「空飛ぶ車が欲しかったのに、得たのは140文字だ」
   ・研究者が1ドル儲けると、5ドル以上が経済に還元される
   ・現在の教育はより楽に生きるための潤滑油にすぎない
   ・新たな理想を中心に教育を再構築する
   ・ ゴミ収集作業員は ニューヨークのヒーロー
第8章 AIとの競争には勝てない
   ・ロボットの開発と進出が進めば、残された道は一つ
   ・世界を縮小させたチップと箱
   ・「資本対労働の比率は不変」ではなかった
   ・アメリカでは貧富の差は古代ローマ時代より大きい
   ・生産性は過去最高、雇用は減少というパラドックス
   ・コンピュータに仕事が奪われる事例の先駆け
   ・2045年、コンピュータは全人類の脳の総計より10億倍賢くなる
   ・労働搾取工場でさえオートメーション化される
   ・ヨークシャー・ラッダイトの蜂起
   ・ ラッダイト が抱いた懸念は、未来への予言だった?
   ・第二次機械化時代の救済策はあるのだろうか?
   ・金銭、時間、課税、そしてロボットの再分配
第9章 国境を開くことで富は増大する

   ・発展途上国支援に過去50年で5兆ドルを投じた
   ・対象群を用いた最古の比較試験
   ・無料の教科書は効果なし?
   ・必要なのは優れた計画か、何も計画しないことか
   ・ただで蚊帳を手に入れた人の方が、蚊帳を買う確率が2倍高かった
   ・10ドルの薬が就学年数を2.9倍伸ばすと実証したRCT
   ・貧困を一掃する最良の方法「開かれた国境」
   ・ 労働の国境を開けば65兆ドルの富が増える
   ・国境が差別をもたらす最大の要因
   ・21世紀の真のエリートは望ましい国に生まれた人
   ・移民にまつわる7つの課題
   ・世界で最も豊かなアメリカは移民が建てた
   ・38%の移民受け入れで開発支援総額の3倍の効果
第10章 真実を見抜く一人の声が、集団の幻想を覚ます
   ・空飛ぶ円盤が来なければ主婦はどうするのか
   ・1954年12月20日の真夜中
   ・自らの世界観を改めるより現実を再調整する
   ・わたしには自分の意見を変える勇気があるだろうか?
   ・真実を語るひとりの声が集団の意見を変える
   ・なぜ銀行部門の根本的改革は進まないのか?
   ・ 新自由主義を広めたハイエクとフリードマン
   ・モンペルランの教訓
終 章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること
 
   ・不可能を必然にする「大文字の政治」
   ・国際的な現象となった「負け犬の社会主義」
   ・進歩を語る言語を取り戻す
   ・アイディアを行動に移す2つのアドバイス

(参考):ベーシック・ペンション基礎知識としてお奨め5記事

日本独自のベーシック・インカム、ベーシック・ペンションとは(2021/1/17)
諸説入り乱れるBI論の「財源の罠」から解き放つベーシック・ペンション:ベーシック・ペンション10のなぜ?-4、5(2021/1/23)
生活基礎年金法(ベーシック・ペンション法)前文(案)(2021/5/20)
生活基礎年金法(ベーシック・ペンション法)2021年第一次法案・試案(2021/3/2)
ベーシック・ペンションの年間給付額203兆1200億円:インフレリスク対策検討へ(2021/4/11)

このシリーズ、完結までの記事リスト

リトガー・ブレグマンの「隷属なき道」、その道標(2021/9/2)
過去最大の繁栄の中の最大の不幸とユートピア:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー2(2021/9/6)
20世紀アメリカでベーシックインカムが実現するチャンスがあった!:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー3 (2021/9/10)
スピーナムランド制度捏造報告書が、誤った社会保障制度の歴史を作ってきた:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー4 (2021/9/12)
GDPや経済学者を信じるな!?:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー5(2021/9/14)
AIに人類愛はありませんか?:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー6(2021/9/16)
ベーシックインカムは、ユートピア・アイディア?:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー7(2021/9/17)
ベーシックインカムの夢物語を現実のものとするための道を、自ら探し、新たに創る:リトガー・ブレグマンの『隷属なき道』ー8 (2021/9/18)

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