国民配当ではなく、所得保障でもない、年金としてのベーシック・ペンション

国民配当ではないベーシック・ペンション

日本独自独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金は、日本政府あるいは日本銀行がなにか事業を行い、その収益を国民に対して配当として分配するものではありません。
例えば産油国が、原油の売上収益を国民に配当するものとはまったく異なる性質のものです。
ベーシック・ペンションは、日本国民の基本的人権を保障することを原則とし、憲法の規定に基づき支給されるのです。

所得保障でもないベーシック・ペンション

日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金は、国民が労働や事業活動や投資活動で得る所得の多少を受けて、その得るべき所得の一部やすべてを保障・補完することを目的に支給するものではありません。
従い、所得の多寡に応じて、所得を再分配して支給する性格のものとも異なります。
ベーシック・ペンションは、国民の所得の有無、所得の多少に関係なく、生まれ、生を完結するまで、平等に支給されるものです。

ベーシック・ペンションは、自己負担のない、国民皆年金制による「年金」です。

日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金は、すべての国民に、無条件に、平等に、個人の自由と尊厳と平等とを守るために、生きる上での基本的人権を保障することを目的として、自己負担が必要ない無拠出制により、生涯にわたって支給する「年金」です。

こちらも参考に
⇒　ウェルフェアでもなく、ワークフェアでもなく、ヒューマンフェアとしてのベーシック・ペンション（2021/3/14）

＜ベーシック・ペンションをご理解頂くために最低限お読み頂きたい３つの記事＞

⇒　日本独自のベーシック・インカム、ベーシック・ペンションとは（2021/1/17）
⇒　生活基礎年金法（ベーシック・ペンション法）2021年第一次法案・試案（2021/3/2）
⇒　ベーシック・ペンションの年間給付額203兆1200億円：インフレリスク対策検討へ（2021/4/11）