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ベーシック・インカムで政治を変え、行政を変え、社会を変え、自分を生きる(2020/6/13)

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本稿は、WEBサイト https://2050society.com 2020年6月13日投稿記事 2050society.com/?p=529 を転載したものです。

コロナ禍で見出すことができた、ベーシック・インカムの意義

 コロナ禍に遭遇し、さまざまな問題が発生した。
 ウィズコロナ、アフターコロナ等の定型語が飛び交うようになり、今回の厄災を契機として、変化・変革が必要なことは、ほとんどの人が感覚的にはわかるだろう。
 目の前の課題としては、仕事と日常生活がどうなるか。
 新しい働き方、新しい生活様式。
 それらを、ニューノーマルな形態・態様に変える。
 新常態とする。
 なるほど、なんとなく口当たり、語感は良さそうだが、それらが、これから起こりうる想定外の厄災に対応できるものなのか。
 保証も、保障も、そして、もしかしたら補償もない。
 そうはせずに、なんとか、そうした不測の事態に遭遇した時、不測の事態を招いた時に、想定される困難を防ぐことができる仕組みや制度を整備しておくことができないか。
 既に将来にわたって生活上の不安がないほどの経済的基盤を持つ人、形成している人には無関係だが、そうではない、多くの比率の人たちにとっての保障・保険となる制度、社会システムがあることが望ましい。
 そこで思い至るのが、当サイトの最重点テーマとなってきた「ベーシック・インカム」制の導入だ。
 ベーシック・インカムとは、すべての人に、毎月、定額のお金が、国から支給される社会保障制度だ。
 一応、その額を、いくばくかの控除があるが、毎月13万円としておこう。
 仮の金額であり、今後の議論をすすめる中で、変更もありうる。
 その仕組みなど、詳細も、今後議論検討しつつ、整理していきたい。

ビフォアコロナ、ウィズコロナすべてに関わる不満足な政治・行政の日常

 PCR検査体制、緊急事態宣言とその解除、発生する休業補償、特別定額給付金支給、細かいところではアベノマスク・・・。
 とにかく多種多様な、重要・重大な課題が噴出し、問題が露呈し、次の何かのために改善・改革・備えが必要になることも確認されている。
 それらの多くの問題が課題となるとき、必ず指摘されるのが、縦割行政の壁、官庁・官僚の慣習・固定化した組織の論理だ。
 そして、その官僚・行政システムを放置してきた政府・内閣と国会の意識の低さと無力さである。
 双方とも、行動の基本原則は、保有する権力の行使による権益の確保である。
 その構図を持つ政治・行政は、自らの権力・権限をみすみす手放すことはない。
 国民に仕える、国民の委託・負託を受けて政治と行政を執り行う責任を担うという意識が、非日常化もしくは既に消去されているかだ。
 想定外の自然災害や厄災に必要となる財政支出は、すべて赤字国債でまかない、そのツケは、次代・次世代に回す。
 自分の懐はもちろん、良心さえ痛むことはない。
 もともと良心・良識を期待すること自体、私たちは甘いのかもしれない。
 緊急度・必要性を考える時、現在の政治・行政の対応処理速度が著しく遅いことが最大の問題となっている。
 そこに、政治・行政の権限にからむ、魑魅魍魎の権益集団が暗躍している。
 暗躍と言ったが、そうした公共的な支出にからむ諸事業とその情報のやり取りを日常化している官民のネットワークが、既に存在しているのだ。
 相互の受益構図が形成されているといえる。
 例の、持続化事業給付金事業を受託した「サービスデザイン推進協議会」などは、ある意味、氷山の一角に過ぎないだろう。
 こうした既成の政治・行政システムを変えることは、容易ではない。
 容易などという表現自体、的確性を著しく欠く、無意味な言葉とさえ言える。
 保育士さんも、介護士さんも、母子家庭の母子も、ひきこもりの若者も中高年の人も、非正規社員も、その政治・行政システムの壁・塀の外で、地味に、声を上げることのない日常を、ビフォアコロナでも、ウィズコロナでも、アフターコロナでも送っているわけだ。

ベーシック・インカム導入に必要な政治改革

 コロナの厄災をなんとか、将来に活かしたい。
 何かあった時の不安を抱くことなく、少しでも安心して日常生活を送ることができる平等の社会保障としてのベーシック・インカムを、この国のニューノーマルとして導入し、根付かせたい。
 コロナ禍で明らかになったさまざまな政治・行政・社会経済の機能不全を改革するために、そして、ベーシック・インカム制を導入するためには、行政改革を行うことができる政治に変革することが絶対条件になる。
 政治改革には、志ある国会議員を国会に送り出すことでしか着手できない。
 現状の社会経済システムでは、法律を変えるか、新しい法律を作るしかないのだ。
 しかし、望ましい国会議員候補が多く出現し、彼ら・彼女たちが選ばれるまでの道のりは遠く、簡単ではない。
 過去多くの失敗や頓挫をみてきた。
 しかし、過去の歴史に拘泥するのはやめよう。
 ネット時代、AI時代には、これまでとまったく異なる方法・発想で取り組もう。
 それを可能にする一歩が、ベーシック・インカム制の導入だ。
 ベーシック・インカムの導入を公約とする候補者が増える、または政党が誕生する。
ベーシック・インカム導入を公約とする候補者や政党・政治団体を支持し、選挙で投票する人が増える。
 その思いを持つに至る最大の理由は、安心して日常生活を送ることができること、安心して今の仕事に打ち込めること。
 その実現により、保育や介護と仕事の両立や、自己実現や自分のめざす社会的貢献などにも、自分の意志で取り組むことが可能になる。
 現実のシステムとしてイメージでき、生活設計や人生設計が可能になるベーシック・インカム制。
 そしてそれを基盤にする、2050年の望ましい社会システム改革への途。

 梅雨入りして初めの週末。
 雨音に合わせて、心を静め、心を少し高ぶらせています。

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当ベーシックインカム、ベーシック・ペンション専用サイト http://basicpension.jp は2021年1月1日に開設しました。
しかし、2020年から、冒頭のWEBサイトで、ベーシックインカムに関する考察と記事投稿を開始。
同年中のベーシックインカム及び同年12月から用い始めたベーシック・ペンションに関するすべての記事を、当サイトに、実際の投稿日扱いで、2023年3月から転載作業を開始。
数日間かけて、不要部分の削除を含め一部修正を加えて、転載と公開を行うこととしました。
なお、現記事中には相当数の画像を挿入していますが、当転載記事では、必要な資料画像のみそのまま活用し、他は削除しています。
原記事は、冒頭のリンクから確認頂けます。

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