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2020・21年考察

ベーシック・ペンション宣言、そして新しい活動フェーズへ:第6ステップ2020年12月第1フェーズゴール

昨年2020年4月に開設したWEBサイト https://2050society.com で検討考察を始め、12月には「ベーシック・ペンション」という名称を用いて、日本独自のベーシック・インカムの実現をめざそうと考えるに至るまでの経緯を、順にたどってきました。

ベーシックインカムとの遭遇と初期考察:第1ステップ2020年4月~6月(2021/1/3)
コロナ下で進めたベーシックインカム、シアン検討:第2ステップ2020年6月~8月(2021/1/4)
ベーシックインカム法案作りにトライ:第3ステップ2020年9月(2021/1/5)
ベーシックインカム生活基礎年金案を再考察:第4ステップ2020年10月(2021/1/6)
対ベーシックサービス論、ジェンダー視点ベーシックインカム論を展開:第5ステップ2020年11月(2021/1/7)

そして、今回がその最終回。
ステップ5の後の、2020年のゴールに当たる12月の取り組みを以下に整理しました。

【第6ステップ-1】2020年12月:第1フェーズ総括としての「ベーシック・ペンション宣言!」シリーズ


まず初めに、これまで「日本独自のベーシック・インカム」と但書き付きで述べていたベーシックインカム及び「生活基礎年金」を、今後は「ベーシック・ペンション」と一貫して表現していくことを「ベーシック・ペンション宣言!」として発表。
その導入の目的・背景や意義、基本的な内容・導入方法、特定範囲のみでのデジタル通貨の特徴などについて、以下の記事で整理・説明しました。

ベーシック・ペンション宣言-1:日本独自のベーシックインカム生活基礎年金導入を(2020/12/1)
ベーシック・ペンション宣言-2:JBP導入で、社会保障制度や関連法はこう変わる!(2020/12/2)
ベーシック・ペンション宣言!-3:なぜベーシック・ペンションが必要かつ有効か(2020/12/3)
ベーシック・ペンション宣言!-4:ベーシック・ペンション生活基礎年金実現の方法、スケジュール(2020/12/4)
ベーシック・ペンション宣言!-5:日本独自のベーシックインカム生活基礎年金制度提案、ここまでのプロセス(2020/12/5)
ベーシック・ペンションデジタル通貨管理システム修正案:ベーシック・ペンション宣言!-6(2020/12/10)

【第6ステップ-2】2020年12月:ベーシック・ペンション実現のための「カウンター・デモクラシー」活動考察シリーズ


ベーシック・ペンションを導入・実現するためには、政治イシュー化し、国会での法案提案・審議・可決成立という民主主義の手順に従って取り組む必要があります。
しかし自民党はもちろんのこと、既存のリベラル、野党勢力にそれを期待することはムリと考えています。
ではどうするか。
理想は、ベーシック・ペンションを十分理解し、実現を目的として活動してくれる人口の半数以上を占める女性が組織を創り、拡大し、国会で相当数の議席を占めるまでに至ること。
そのためには、従来にないネットを基盤とした、カウンター・デモクラシー活動を立ち上げ、ネットワーク化を図ることから。
そう考えて、「カウンター・デモクラシー」とベーシック・ペンションの実現とを結びつけるとともに、その起点として「平和と社会保障と民主主義を考える(当初、守る)会」の創設を構想して考察したのが以下の記事です。

カウンター・デモクラシーとは:私たちにもできる民主主義とベーシック・ペンション実現をめざす暮らし(2020/12/6)
ひとりカウンター・デモクラシーの日常化とベーシック・ペンション(2020/12/7)
ベーシック・ペンション実現のためのカウンター・デモクラシーに取り組む5つの手順・条件(2020/12/8)
ベーシック・インカム専用サイト開設準備と「ネットサロン・女性の会」運営準備(2020/12/13)

【第6ステップ-3】2020年12月:「ベーシック・ペンション実現のための国と政治のあり方」考察シリーズ

ベーシック・ペンションは、ある意味社会システムの改革です。
ただそれは、日本独自とはいいながらも、いずれはグローバル社会、世界各国にそのシステム、モデルが広がっていく制度・システム、そして思想・哲学でありたい。
そう思い、かつ願っています。
その先鞭を日本がつけるに当たって、日本はベーシック・ペンションについて世界各国に説明し、理解をえるべきと考えます。
コロナ感染第3波の広がりで再び緊急事態宣言が発せられました。
そのことでまた特別給付金の支給云々が課題になりつつあります。
しかし、その繰り返しがベーシックインカムになし崩し的になることには賛成できません。
さまざまな社会問題の解決を含め、憲法に規定する基本的人権・社会保障・生活保障に基づく基盤としての制度であることとともに、その給付の資金・財源の在り方について、とりわけ国民及び政府が認識し、自信を持って対外的に説明でき、誇ることができる制度をめざしたい。
そういう基本的な視点をもって以下論じていますが、その姿勢は、2021年に強く打ち出していきたいと考えています。

コロナが促す新しい日本の社会システム構築とグローバル社会システム構築(2020/12/13)
コロナ禍、ベーシック・ペンション、たらればで考える国家の役割と機能と主体-1(2020/12/19)
コロナ禍で考える自助、共助、公助の在り方とベーシック・ペンション:国家の役割と機能と主体-2(2020/12/20)
脱貧困「達成」宣言の習近平中国とベーシック・ペンションによる日本の貧困撲滅(2020/12/21)

【第6ステップ-4】2020年12月:ベーシック・ペンシ ョンの「デジタル通貨構想」の技術的評価Q&A

2020年、さまざまな視点・観点から、種々の議論や批判にも対応できるベーシックインカム制をと考察してきました。
その中で、どうしても自信を持てなかったのが、国内使途限定・譲渡相続資産化禁止・回収消化などの機能を前提としたデジタル通貨での支給管理システムとしてのベーシック・ペンションであったことです。
それが技術的に不可能ならば、別の方法を検討するか、他のベーシックインカム論に加わるか、選択すべき途を変えざるを得なかったのです。
TwitterやFacebookなどでも不特定の専門家に呼びかけはしましたが、当然のことながら反応なし。

そうした中、師走も押しせまりつつある時見た日経紙の記事から、デジタル地域通貨の開発・運営に携わっている藤井靖史氏を知り、面識がないにもかかわらず図々しくFacebookで相談。
そして、年末、ご返事を頂くことができました。
そのやり取りが以下の記事。

私にとっては、数日遅れのクリスマスプレゼントと、少し早めのお年玉、両方を一度にもらったような喜び、感激でした。
これで、2021年、ある種の自信をもって臨むことができる・・・。

日本初デジタル地域通貨「白虎」開発の藤井靖史会津大客員准教授にアプローチ(2020/12/18)
ブロックチェーン専門家の藤井靖史氏が日本独自のBI、ベーシック・ペンションを評価(2020/12/29)


 2021年、新しい活動の起点としてのWEBサイト開設準備


こうして2020年の総括を進めつつ、中旬には、専用サイトのためのドメインを取得。
ついで、そのサイトをWordPressで作るために、従来利用しているデザイン会社から新しいサイト用テーマを購入。
利用しているレンタルサーバーにドメイン登録とWordPressサイト基本設定。
と元旦のサイト開設・運営開始に向けての準備も進めていきました。

そして、予定通り、元旦に以下の初投稿にこぎつけることができました。
Basic Pension ベーシック・ペンション、誕生のいきさつ

今日までに別の記事を挟みましたが、気持ちの上では明日から本当の意味での当サイトの新しいスタート、という気がしています。
まだWEBサイトの体裁がほとんど整っていませんし、少し事前に準備し、投稿しておきたかった記事もほとんど書けていません。
まあ、なんとか最低限のところは維持できてでのスタート。

どうぞ辛抱強くお付き合い頂きたく存じます。
また、どうぞ忌憚のない意見・評価・疑問質問など、お寄せ頂きたいと思います。
まだまだコロナの先が見えませんが、ベーシック・ペンションの先が少しで見ることができるように。
そう願って、ベーシック・ペンションを実現するための2021年の一歩一歩を進めていきましょう。
宜しくお願いします。

※初投稿記事に戻る ⇒ Basic Pension ベーシック・ペンション、誕生のいきさつ(2021/1/1)
※第1ステップに戻る ⇒ ベーシックインカムとの遭遇と初期考察:第1ステップ2020年4月~6月(2021/1/3)
※第2ステップに戻る ⇒ コロナ下で進めたベーシックインカム、シアン検討:第2ステップ2020年6月~8月(2021/1/4)
※第3ステップに戻る ⇒ ベーシックインカム法案作りにトライ:第3ステップ2020年9月(2021/1/5)
※第4ステップに戻る ⇒ ベーシックインカム生活基礎年金案を再考察:第4ステップ2020年10月(2021/1/6)
※第5ステップに戻る ⇒ 対ベーシックサービス論、ジェンダー視点ベーシックインカム論を展開:第5ステップ2020年11月(2021/1/7)



望ましい2050年の社会実現をめざして考えるWEBサイト「2050SOCIETY」
も共に宜しくお願いします。
⇒ 2050 SOCIETY – 2050年の望ましい社会への継承と創造を考えるウェブマガジン

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